三題噺
①「芸能人の発言」 十日、南日本紙の政流稿は、芸能人の積極的発言は政治劣化の反映かという題で政治家は真摯に受け止めよという論だった。論旨は理解できたが、疑問が残ったのが二点ある。①一体「政治の劣化」なるものの正体が示してない。これは「独裁の北」や「ゴールポストを動かす韓国」...
元気のでる言葉⑫・白石康二朗
筆者の本名は「ユーコー」である。元山男且つ海ンチュを自称している者として、この名は気に入っている。日本初のマナスル登頂を成功させ、日本山岳会を創設し初代会長を務めたのが槇有恒〈ユーコー〉氏だからである。 さて多田雄幸〈ユーコー〉氏とはヨットマンとして、1982年、史上初の世...
映画「ツナグ」を観ました
七年前に公開の大ヒット映画「ツナグ」を観ました。原作は直木賞作家・辻村深月による七十万ベストセラーが元になったものです。題名からお判りのように、現生の人と亡くなってる人を「ツナグ」仲介人を通して再会の物語が展開していきます。キャッチコピーは「あなたがもう一度、会いたい人は誰...
「芸能人の社会的発言」
十日、本紙の政流稿は「芸能人の積極的発言は政治劣化の反映か」という題で政治家は真摯に受け止めよという結びだった。論旨は理解できたのだが、疑問が残った二点を提起したい。①「政治の劣化」の正体が示してない。これでは「独裁体制の北」や「ゴールポストを動かす韓国」と同じくレッテルで...
「キューポラのある街」を観た
先般、本コラムで「青い山脈」論を書かせて貰ったが、引き続き、小百合さんの「キューポラのある街」である。我々団塊世代の上には「サユリスト」を名乗る先輩は多数おられるが、小生、サユリストを名乗るほどの熱狂性はないもののファンである事は一映画マニアとして否定しない。松原智恵子さん...
都医師会会長怒る
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。東京都では30日、過去最多の367人の新規感染者が確認された。31日はさらに更新し、463人ということもすでに分かっている。 もはや待ったなしの状況だが、「今が最後のチャンス」と危機感をあらわにし、政府に「今すぐ国会を開け!」と...
「元気の出る言葉」元ちとせ・吉俣良
郷土出身の二人のミュージシャンである。 〇元ちとせさん。古仁屋高卒の歌手である。「ワダツミの木」の大ヒットは記憶に新しい。奄美島唄を四曲しか歌えない筆者であるが、島唄の「唄者」と呼ばれる人なら十人以上は名をあげられる。中でも若手には昔から注目してきた。中野律紀、牧岡奈美、中...
引きこもり? 総理
明日22日からスタートするというのに、キャンセル料の負担問題をはじめ大混乱となっている「Go Toトラベル」事業。一方、新型コロナの新規感染者数は東京都のみならず大阪府や愛知県といった全国の都市部を中心に広がりつつあり、緊迫した状況となっている。にもかかわらず、あの人が国民...
防衛戦略のマヤカシ
防衛省がイージス・アショアの配備計画を中断したため、代わりに「敵基地攻撃能力」を保有すべきだ、との論が自民党内で高まっている。だが攻撃をするには相手の弾道ミサイルの精密な位置を知ることが肝心で、それは極めて困難なのだ。 ...
金権政治と「九条の会おおすみ」
疑惑の河井前法相夫妻が逮捕された。逮捕は公選法違反の現金配布容疑である。本記事を書いているのは6月28日だが現時点の情報では、選挙資金としては破格の一億五千万を元に、凡そ二千五百万の現金を地元広島の県議や市町村長等百人近くに配布したとみられている。現金授受を認め、既に辞職し...