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金子兜太氏のご逝去を悼む

  • 執筆者の写真: 雄幸 土橋
    雄幸 土橋
  • 2018年2月20日
  • 読了時間: 1分

惜しい人をまた失った。「私は死ぬ気がしない」と語っていた金子兜太氏が2/20日ご逝去。98才。「安倍政治を許さない」の文字は九条の会の発起人沢地久恵氏に頼まれて揮ごうされたもの。自由律俳句の旗手であり、山頭火の紹介でも知られる。氏の本でワンは山頭火を好きになったのは凡そ半世紀前の学生の頃。一昨年は志布志市の西光寺に講演にこられて、自らの従軍体験から平和の尊さを熱く語っておられたのが印象深い。 代表作の中から「おおかみに蛍が一つ付いていた」。合掌

以下に代表句を紹介しておきたい

  • 曼珠沙華どれも腹出し秩父の子(『少年』、1955年)

  • 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく(『金子兜太句集』、1961年)

  • 彎曲し火傷(かしょう)し爆心地のマラソン(『金子兜太句集』1961年)

  • 人体冷えて東北白い花盛り(『蜿蜿』、1968年)

  • 暗黒や関東平野に火事一つ(『暗緑地誌』、1971年)

  • 梅咲いて庭中に青鮫が来ている(『遊牧集』、1981年)

  • おおかみに蛍が一つ付いていた(『東国抄』、2001年)

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