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サイコロジー❼期六ーー笑いの免疫力


笑いと言う行為が免疫力を高めるというのは、よく知られるようになりました。

筑波大の研究チーム(村上和雄教授リーダー)がお笑いの吉本興業と組んで行った実験があります。

25人の糖尿病患者の被験者に漫才大会で大笑いして貰った後の血糖値を測定すると、上昇が抑制された結果が出たというものです。

上のフォトは、ピエロの恰好をして患者さんを楽しませることで、リラックス効果として免疫力を高める意図をもったクラウンドクターを描いた「パッチアダムス」です。主役は「今を生きる」のロビンウイリアムス氏でした。私の好きな俳優さんでした。拙作(実存ヒプノ1)にも登場してもらいました。以下です

 本場で飲む焼酎は格別の味だと女二人は燥いだ。夕食の歓談ではスピリチュアルが話題となる。輪廻転生から自殺へ、そして俳優ロビンへとリードしたのは彼女達だった。 「好きな役者だった。『今を生きる』『グッドモーニングベトナム』。他にも見てる」と私。 「病気だったそうね」

「そう。ココちゃんも彼の死を悲しんだって」

「誰?」

「彼の友達だったゴリラよ。発達心理学者に幼い頃手話を習い、およそ二千の英単語と千の手話を理解できるらしいの」「すごいね。感情表現ができるんだ」

「そのココちゃんに、死とは何、って訊いてみたんだって」「え、そしたら? 」

「『苦労の無い穴に行く、さようならだ』って」「それ本当、解ってるの? 」

「みたいよ」  初めて聞いた話に私も口を挿む。 「動物にも輪廻転生があるとの立場から言えば、彼らも死は理解しうると思うよ。死を『苦労の無い穴』との考えは『出産を喜ばず、死を悲しまず』の死生観と繋がるんじゃないか」。

最後にお笑いを一つ。サービスです

「あっち(死後の世界)はこっちより格段にいいらしいですよ」「どうしてわかるの?」

「だって、あっちがいやだからと戻ってきた人、誰もいないでしょ」

どうです、笑えましたか?

久々の「サイコロジー講座」でした。通算で126回くらいになるのでしょうか。

七期は「心のリラックス」を中心に再開していきたいと考えています。ご笑覧くださいませ。

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