サイコロジー二期⑫ーー「認知的整合性理論」ドイチェ・ソロモン説
上記「」は、つまるところ「自分をどう見ているか」の説です。あなたは、
①「素敵ですね」と言われるのと
②「だめね」と言われるのと
どっちがいいですか
たいていの人が①を選ぶかもしれませんね。①を選ぶ人は自分に自信のある人です。さらに、誉めてくれる仲間は一層自信と行動力のスパイラルを高めてくれることでしょう
②の人は、「自己評価」の低い人です。こんな人は、誉め言葉に対して「ほんとの私を知らないくせにお世辞なんて」と反発し、「ダメネ」と悪く言う人のことを好むのです。悪く言われると「解ってくれた」と感じたり、この人についていけばと信頼したりしていくのです。ある意味「依存心のマインドコントロール」を生む「負のスパイラル」に陥る危険性があり、極端化すると、支配関係におかれることで「安心」を抱いてしまう危険性〈あえてこの言葉を私、用いましたが〉があります。どうしようもない犯罪を累犯する男に離れられない女性にこのタイプがいます。
助言はこうです。「どんなに小さなことでも、誉め言葉を素直に喜んでください。その相手と自分を受け入れたとき、変容の一歩が始まります」