コロナ対応批判「裸の王様」
コロナウイルス対策がズレまくっているのは、政権中枢内の亀裂が主因か。17日の安倍首相の会見でも、その一端が見えた。 朝日新聞の記者から、批判を浴びた布マスクや星野源の動画便乗を自身でどう評価するかと問われた安倍首相は、コロナ対策の全てを自画自賛。「御社のネットでも布マス...
みよちゃん⑧ーー実存ヒプノ十二
「では、今生でなく來生を見るとしましょう。現生での奥様と一緒の未来です。浮かんできましたよ、見えますね」「おお、見える」 「二人一緒ですか」「そうだよ」 「何をしています」「そばの収穫さ」 「ほぉ、二人おそばでソバの収穫とは」。 男は笑わず、みよちゃんも笑わない。...
コロナ対応批判「10万円」
安倍首相は“ゲタの雪”に裏切られた気分だろう。悪評ふんぷんの臨時給付金30万円案が、大どんでん返しで1人当たり一律10万円を給付することになった。 異例の目玉対策の転換は、公明党の猛プッシュがあったとされるが、とんでもない。 ...
みよちゃん⑦
「妻が先に逝く事は二人で決めていた事なんだよ」。 中間生にいる人物として男が語り続ける 「なぜ、今の時期だったかは己(おのれ)で答えを探すのだ」。 「貴方が残った事、今の時期だったという事のどちらにも意味がある、という訳ですね」「そう」...
続コロナ・アキレ夫人
あの安倍昭恵夫人がまたぞろやらかした。昨日発売の「週刊文春」(文藝春秋)4月23日号が報じているが、新型コロナウイルスで外出自粛が求められているなか、昭恵夫人は我関せずと大分県へ旅行。総勢約50人の団体ツアーとともに宇佐神宮を参拝していたというのである。...
みよちゃん⑥ーー実存ヒプノ十二
続いても男性からの依頼だった。六十を過ぎたばかりというのに髪はすっかり白髪で、七十過ぎと言われても信じられる風采だった。子どもはおらず、六十で定年退職してからの妻との二人の生活を楽しみにしていたという。 「ご存じですか先生、TVの〈人生の楽園〉という番組を」との男の問いに、...
元気の出る言葉②ーー宮城まり子
去る三月二十一日、女優宮城まりこさんが他界された。生誕日と同日で九十三才の大往生だった。戦後生まれの団塊世代の一人として、耳に焼き付いているのは彼女の歌「ガード下の靴磨き」である。切ないセリフ入りの♪赤い夕陽がガードを染めてーーおいら貧しい靴磨き 夜になっても帰れない♪の歌...