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元気の出る言葉・ひろさちや


多くの仏教啓蒙書を出版し、広く名前を知られている宗教評論家である。三十六年、大阪市生まれ。東大文学部印度哲学科卒業。ペンネームの、〈ひろさちや〉はギリシア語で愛するを意味するフィロと、サンスクリット語で真理を意味するサティヤからの合成だそうだ。経歴は割愛して、氏の法理をさっそくきいてみる事にしましょう。一読してその奔放さに思わず、うなってしまうかも知れません、そんな人生哲学論です。

〇『人生に意味などありません。ついでに生きてるものだと思えばいいんです。必死になって競争することなどやめて、のんびり生きましょう』  〇『なんともならない事をなんとかしようとあがく事をバカと言うんです。仏教用語で「あきらめる」は〈明らかにする〉からきています。己れにできる事かそうでないかを明らかにするという意味で、そこから〈あきらめる〉は産まれています』。 〇『「できるヤツがいるんだから、できないのはお前のセイだ」とか言う親がいるでしょ。エリートでなければだめだ、とばかりに。「みんなが飛びこんでるんだからお前も飛びこめ」と泳げない子に飛び込ませようとする、おぼれ死ぬ子がでても不思議じゃないですよね』  〇『〈努力〉は悪ですね。誰かが勝てば誰かが負ける。つまり、頑張って努力して勝つことは誰かを不幸にしてしまう、迷惑な行為なのです』。 〇『悩みを消滅させようとする方向に向かって歩き出すのは愚かです。苦しみや悩みは生きている証ですから。苦悩のない人生ってつまらないじゃありませんか。苦悩はそのまんまにして、しかも、のんびり楽しく人生を送る。それが御仏の心に沿う生き方と思いますね』 〇『〈引きこもり〉の人にこの前会ったので言いましたよ。「せっかく引きこもったんだから、もうしばらくそのままでいなさい」ってね。治るんなら治るし、治らないならそのままでいいんです。仏さまはみんなを幸せにする為にそれぞれに役を与えてくれているのです。病気の人がいなければお医者さんが困るし、泥棒の役がいなければお巡りさんが困るでしょ。だから、病気になった時は仏様に頼まれたから病気の役をやるんだ、と思えばいいのですよ』 〇『なるようになる、死ぬときは死ぬ。生きてることがありがたい、と思いましょう。バラの木にだけバラの花は咲くのです』。最後に「元気のでる言葉」としてまとめますね。『だいじなことはほんの少し、前に進むことではないでしょうか。昨日より今日、先月より今月、昨年より今年、と。一歩でもいい、半歩でもいいから前に進んでいればいいのです、ほんの少しです

いかがでしたか、本説法は。氏には『デタラメ・あきらめ・いい加減――仏教に学ぶ幸せな生き方』『仏教が教える老いを楽しむヒントーー人生を深く味わうために』など多数の著があります。手にとってみられたら、何らかのヒントと出会えるかも知れませんよ。最後に鹿屋新川町での筆者てつとの「秋の児童生徒さん向けカウンセリング」のご依頼は41の2384迄。無料でさせて貰ってます。詳しくはHP「ヒーリングハウス北緯31度」をご覧ください。

ーー3日南九州新聞コラム掲載

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