top of page

アベノミクス崩壊

  • 執筆者の写真: 雄幸 土橋
    雄幸 土橋
  • 2020年4月29日
  • 読了時間: 3分

なぜ日本の経済が、ここまで没落したのか。  それは、安倍政権が総理関心事項である安保・外交やアベ友案件では強権発動で官僚を無理やり従わせるのに、行政改革や規制改革、IT化などには無関心で官僚丸投げだからだ。その結果、自民党族議員、官僚、業界の利権トライアングルがフル稼働し、成長のための改革が進まないのだ。  それを象徴するのが、世界銀行の「ビジネス環境ランキング」。その国での事業のしやすさの順位を示すものだ。安倍政権になってから、順位は下がり、2020年版ランキングでは世界29位。ロシアに抜かれ、中国も31位と背後に迫る。アジアでも7位。上位を占めるシンガポール、香港、韓国などに大きく離されてしまった。  その原因のひとつは、法人設立、納税などの手続きが煩雑なことだ。そこで情報通信技術の活用で効率化しようと19年に提出された「デジタル手続法」。お役所仕事の象徴「はんこ不要」を目指したが、印鑑業界と族議員の反対で止められた。

■ビジョンなき亡国政権は交代しかない  この関連で呆れる話は山ほどある。桜田義孝・元サイバーセキュリティー担当相は、パソコン使用経験なし、USBメモリーも知らずで世界を笑わせた。竹本直一IT担当相は79歳。しかも「はんこ議連」のトップと、こちらも笑わせる。北村誠吾規制改革担当相も73歳。国会でまともな答弁ができず、審議中断は日常茶飯事だ。IT化や規制改革が進まなくて当然だろう。  新型コロナウイルス対策でも、安倍政権の官僚丸投げ利権体質があらわになった。人工呼吸器の増産が遅れるのは、厚労省利権の規制を緩和しなかったためだ。最近緩和されたが2カ月は遅れをとった。  院内感染防止に不可欠な遠隔診療を初診から認めることにも、医師会と厚労省が利権のために反対し、最近ようやく認められた。こちらは安倍政権発足当初からの課題だから、7年遅れと言った方がいい。

 副作用が懸念されるアビガン(抗インフルエンザ剤)の使用をことさら推奨する安倍総理の背後には、アベ友経営者がいるという話もある。  理美容業界への休業要請で大モメしたのも、業界と癒着した安倍側近議員たちの影響だ。  一方、今国会で審議中の国家公務員法改正案では、公務員の定年を65歳まで延長する。60歳まで役職定年なしで昇給継続、60から65歳までは最高給料の7割保証と、アベ友案件で服従・忖度した官僚たちに破格のご褒美だ。  こんな政権の下では、コロナ禍から立ち上がった後も、日本経済がどこへ向かうのか全く見えない。「ビジョンなき亡国のアベノミクス」から脱却するには、「政権交代」しかない。 (おわり)古賀茂明書

ーー日刊ゲンダイ27日より転載

橋ーー古賀論に全面賛意します

 
 
 

最新記事

すべて表示
頭脳流出?

(写真:TBS系(JNN) ■“日本の頭脳”は何処へ “またも日本人の快挙”。10月、今年のノーベル物理学賞に真鍋淑郎さん(90)が選ばれた直後、そう思った人も多かったかもしれない。だがこの表現が正確ではないことは今は知られている。愛媛県出身の真鍋さんが、気候変動に対する...

 
 
 
Recent Posts
Archive

© ヒーリングハウス「北緯31度」

  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
bottom of page