暮らしの無料法律相談会・案内
テレビやラジオで法律無料相談案内をよく聞くようになった。各種法律事務所がやっているようだ。だが、素人からすればよく分からない。弁護士と行政書士の仕事の違いも判らない。そこで先ずは調べてみると、 行政書士は弁護士と異なり、裁判手続きの代理権は持っていないものの、それ以外の法律書類、例をあげるなら、遺産分割、悪徳契約解約、刑事告訴手続き、契約書や示談書作成、その他の行政手続きと許認可手続きなど広範囲に扱う事から「身近な街の法律家」とも呼ばれている。法律関係の絡む身近なトラブルなども解決策を提案している、との事。具体例を知るべく、インタビューに行ってきた。鹿屋市ダイワでの無料相談会は、「行政書士民事法務研究センター」代表の内園博巳氏です。
「相談日とかは決まってますか」「うちの出張相談の場合、ここ鹿屋ダイワさんでは第一から第四の水曜日です。霧島市と都城でもイオンさんでは土曜ごと入れ替えで出かけています、時間はどこも午前十時から午後三時までです。予約者優先です」「それは?」「ご予約を頂く方が時間が確保でき、資料もより準備できるからです」「予約方法は」「携帯電話番号の、090-3010-6619 へ。受付時間は午前九時より午後五時です」「どんな相談でも可能ですか」「対応可能かは事前の電話相談で」「多い相談とかありますか」「うちでは最近は交通事故相談が多いですね」「どのような?」「事故後どういった対応を取ればよいかわからない、後遺障害認定の手続きはどうすればいいか、後遺障害認定後の結果に不満があるのだがとか、被害者請求を考えているが方法は? 等でのお困り事です」「具体例がありますか」「交通事故の後遺症は素人では判別しにくいのが結構あるのです」「例えば?」「高次脳機能障害と呼ばれる、以下の例です ①他人の言葉はわかり自分も声は出るのに、言葉を話す事が出来ない(失語症) ②物忘れが強く家族の顔もわからなくなる。(認知症) ③右側と左側がわからなくなる(左右失認) ④筋力はあるのにうまく歩けない(運動失調) ⑤呼吸はしているが意識が全くない(植物状態) ⑥右側をみようとすれば、物が二重にみえる(複視) ⑦右なら右半身全体の耐えがたい痛みの発作がある(視床痛) ⑧片方の手足が動かない(運動麻痺) ⑨下半身に針が刺さっても火傷をしても感じなくなった(感覚脱失)等です。これらをどのように医師に判断して貰えるかですね。結果次第で補償内容が変わりますから」「それらの相談も可能と?」「ええ。交通事故損害は時間との勝負が多いのです。早いご相談をお勧めします」「お忙しい中、ありがとうございました」
複雑で理解しがたい一部内容は割愛したが、話から氏の交通事故に関する知識、法学的は当然として医学的知識も相当なものと思われた。理解が難しかったのは事故の該当者で無かったからとしたい。
「暮らしのトラブルは身近な街の法律家へご相談を」というまとめで本稿は終える。
橋ーー27日南九州新聞コラムです( ´艸`)