最高裁判事・人事
最高裁
安倍政権は、ついに最高裁判事15人を全員入れ替えました。
特に、木澤克之氏が、異例の抜擢を受けたことは、法曹界を震撼させています。
なぜなら、木澤氏は、かの加計学園の弁護人だからです。
つまり、安倍首相は、来たる加計学園問題裁判において、
仮に地裁・高裁で敗訴したとしても、最高裁まで上告すれば勝訴出来るよう、
今のうちから布石を打っているものと考えられます。
すなわち安倍首相は、自らの不正を認識し、容認していることが窺えるのです。
不正問題における渦中の弁護人を最高裁判事に据えるとは、
安倍政権は、国民の無知や無興味をあざ笑っているのかもしれません。
「政治の安定」を謳い文句に選挙活動を展開した安倍首相、
「政治」よりも「権力」の安定を図っていると見るのが正しそうです。
なお、仮に、任期は6年、と決まっているのであれば、
長期政権である安倍内閣が15人全員を任命したとしても不思議ではありません。
それぞれの任期が異なることも、見る者を懐疑的にする要因です。
さて、日本は一体、どこに向かっているのでしょうか。