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おサムイお噺1


残暑が続きますね。遅くなりましたが、筆者からお中元代わりの「怪談六連発」です。①「かいだんのぼうれい」ーー「監督、雨なんですが練習は何を?」「階段のぼぅれい」②「のろいのはかばーー山火事だった。必死に逃げる動物達。鈍いのはカバだった」③「あくのじゅうじかーー男が言った「開くの十時か」。そこは遊技場だった。④「かえるのおんりょうーー「うるさいな」「変えるの?音量」⑤「うもれるしたい」ーー車の中、血相変えた客が言った「うー漏れる、したい」⑥「あおいちーーホッぺが落ちるような旨いものを食べて一言「あ、おいちィ」。 いかが? 凍ったでしょ? ちっともって? それなら次は、実際に筆者が体験した「身の毛もよだつお話」ね。中京の大都市に娘の結婚式に出た時の事。披露宴ですっかり出来上がって戻ったのは高層大ホテル。飲みなおす前に浴びようとスッポンポンになってシャワー室を開けたつもりが開いたのは入り口扉。間違えた、と思った時は自動で扉は閉まってました。メガネを外した状態に酔眼です。フロントを捜すしかないのですが、エレベーターのありかもわからない。秘所を手で覆い駆け出しました。何組もの客達がいぶかし気に見る中,「すみませーん、変態じゃありまっせぇん」と大声で弁明しつつ疾走。運よくエレベーターに乗り込むものの見えないのです、フロントの階が。一階じゃなく、何度も上下するうちに着いたのが、大衆浴場のある階。そこでバスタオルを見つけてから、やっとフロントに辿り着いて、落着したのでした。そこで思い出したのが数年前の元スマップのK君の公園での全裸泥酔事件。発見者が救急車じゃ無くて警察に通報したから事件になったのです。「ヨッパライになんと冷たい国なんだよ、わが国は」という事。小生も間違えれば同様に「軽犯罪者」扱いされかねなかった訳です。「ヨッパライを温かい目でみて!」。最後は、来年の五輪の話です。真夏開催の理由は、米国テレビ局の夏枯れ対策要望で、IОCが七月十五日から八月三十一日の期間から選択せよと定めたからです。募集に名乗りを上げた東京都日本は、「この時期の天候は晴れる日が多く且つ温暖である為、競技者が最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と立候補しました。「原発はアンダーコントロール化にある」と同様これには疑問を覚えますし、選手だけでなく国民の健康をも脅かす虚言となるとほっておけません。ところが。「気温を心配する輩は現政権批判の連中だ」「不安煽りだ」との流言が出てきました。「暑いねと言われてそうだねと応えようものなら、五輪破壊工作の共謀罪で逮捕の怖れすら出て来たぞ」と言ってみたら「なに、気象庁が温度を改ざんして発表さえすれば済む話だ。福島県内にあるモニタリングポスト二千四百器も反対の声を無視して撤去したし、簡単な事よ」との返事が。「オサムイ噺」になってません?

橋ーー南九州新聞コラムに近日掲載予定コラムです。こちらのアップを早くしてしまい、ワルイと思いつつーーつい出来心で!?

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