top of page

森友の籠池氏が語った。アベ


学校法人「森友学園」(大阪市)の前理事長、籠池泰典(66)=詐欺罪などで公判中=と妻諄子(じゅんこ)(62)=同=の両被告が22日、高松市内であったシンポジウムで講演した。籠池被告は学園が運営する幼稚園の園児らに当時、「安倍首相がんばれ」と言わせていたことについて、「間違いだったと今は反省している」と語った。

 シンポジウムは大学教員や市民有志が企画し、籠池夫妻と森友問題の取材を続ける元NHK記者の相澤冬樹氏が対談した。

 森友学園への国有地売却を巡っては、学園が建設を計画していた小学校の名誉校長に安倍晋三首相の妻昭恵氏が一時就いていたことから、官僚の忖度(そんたく)が取りざたされた。籠池被告は「昭恵夫人からも『大いに協力させてほしい』と言われた」と振り返った。

 だが、多額の値引きがあった国有地売却に対して疑念が深まるにつれて、安倍首相は自らや昭恵氏の関与を否定する言動を繰り返すようになったとし、籠池被告は「自分に問題が起きそうになると、トカゲのしっぽ切りをする」と憤った。

一連の問題を通して自身の考えが変わったことも明かし、「(森友問題は)物事の本質を見極めるきっかけになった」と説明。運営する幼稚園の園児らに安倍首相を信奉させるような教育を行ったのは「間違いだった」と述べた。

【金志尚】ーーディリィ毎日22より転載

Recent Posts
Archive
bottom of page