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欠陥機F35の舞台裏・後

  • 執筆者の写真: 雄幸 土橋
    雄幸 土橋
  • 2019年6月10日
  • 読了時間: 2分

陸上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」を秋田県内に配備する計画で候補地選定調査にミスが見つかった問題は、岩屋防衛相が陳謝しても、防衛省への批判がやまないどころか、どんどん広がっている。実地調査をせず、衛星写真サービスの「グーグルアース」上で定規や分度器を使って計算していたズサンさも新たに明らかになり、地元はますます「配備反対」の態度を硬化させた。週末に秋田市で開かれた説明会では、住民が「何を考えているんだ!」と声を荒らげる場面もあり、怒りは沸点に達している。  この状況に自民党選対はマッ青だ。会期延長ナシなら参院選は7月4日公示・21日投開票が濃厚。その参院選において自民党は秋田を、鬼門の東北6県(全て1人区)の中でも“盤石”選挙区と計算してきたからだ。3年前の参院選では、安倍政権がTPPを推進したことに農業票が猛反発した結果、東北は1勝5敗とボロボロだったのだが、この時の唯一の1勝が秋田だったのだ。

自民現職vs野党統一候補の一騎打ち  自民党は農業票を取り戻すため、二階幹事長が東北の農協を回るなど関係修復に力を入れてきていた。そこへ、陸上イージスの調査ミス。防衛省への批判が政権批判に発展するのは確実で、頼みの秋田がガタガタすれば、ドミノ倒しのように他の選挙区にも悪影響が波及しかねない。 「トランプ米大統領との間で日米FTA(自由貿易協定)の参院選後への先送りという“密約”が明らかになったことに加え、参院選後には農協改革にさらなるメスが入れられる可能性が浮上しています。ただでさえ東北の農業票が離反しかねない現状があるのに、そこへ陸上イージスの問題が乗っかれば、急速に『反自民』が広がりかねません。秋田選挙区も黄信号がともったと言えるでしょう」(政治評論家・野上忠興氏)  秋田選挙区は自民現職vs野党統一候補の無所属新人の一騎打ちとなりそう。野党候補は寺田学衆院議員の妻で、寺田家は知事を輩出するなど秋田では名門政治一家のため、「知名度や組織はあるが、『また寺田』の批判票もある」(地元の自民党関係者)とされてきた。  しかし、イージス問題でそうした個人的事情はすっかり吹き飛んでしまった。

           日刊ゲンダイ10日より転載

橋ーーまたまた「偽装」に県民の怒り! 怒らない方がおかしい!と思いますね

 
 
 

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