top of page

アベ四選策略!か


 まさか本当にダブル選挙に打って出るのか――。安倍首相が「令和解散」に踏み切るのではないか、という臆測が飛び交っている。理由は、圧勝できるからだ。  立憲民主会派の岡田克也衆院議員が、3日「野党潰しのダブル選挙がある」と記者団にこう語っている。  「野党のいまの状況を見て、景気の先行きも不透明な中で、いまやって野党を潰しにかかる。そういうダブルはあるのかなと思っている」 支持率は9・5ポイントアップ  要するに、これまでの「ダブル選挙説」は、7月の参院選の負け幅を小さくするための防衛策だったが、そうではなく、野党を叩きつぶすための攻めのダブル選挙を仕掛けてくる可能性がある、ということだ。 実際、4月1日に新元号「令和」を発表しただけで安倍内閣の支持率は9.5ポイントも上昇している。皇太子が即位する5月1日以降もお祭りムードが広がるのは確実。「令和選挙」となった場合、自民党に追い風が吹くのは間違いない。

政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。  「この先、安倍首相が解散に打って出るチャンスは、そう多くありません。消費増税を実施する10月以降は景気が悪化するとみられ、解散は簡単に打てなくなるでしょう。秋までに解散しないとチャンスを逸する可能性がある。攻めの解散なら秋までだと思う。安倍首相本人も、野党が団結する前に解散した方が得策だと計算しているはずです。安倍首相のことだから『新時代を築けるのは自民党政権だけだ』などと、訴えてくるはずです」 「衆参ダブル選挙」は難しくても、総裁4選を狙うとしたら、秋までに解散総選挙に踏み切る可能性が高いという。 「自民党の党則では、総裁の任期は連続3期9年までとなっています。4選を目指すには党則を変える必要がある。2021年9月に実施される総裁選のルールを変更するためには、前年2020年1月の党大会に決定する必要があります。もし、安倍首相が4選を狙うなら、前年の2019年秋に解散総選挙を行い、圧勝するのが手っ取り早い。誰も反対できませんからね」(政界関係者) いまだに党利党略に走ってバラバラの弱小野党は、いますぐ解散総選挙に備えて団結した方がいい‐――日刊ゲンダイ4.5より転載

Recent Posts
Archive
bottom of page