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ごはん論争

  • 執筆者の写真: 雄幸 土橋
    雄幸 土橋
  • 2018年12月4日
  • 読了時間: 1分

【ご飯論法・ごはんろんぽう】

 質問に真正面から答えず、論点をずらして逃げるという安倍政権特有の論法。

【池上さんの解説】

「朝ごはんは食べましたか?」と聞かれたら、「食べませんでした」と答える。そうか、朝食抜きなんだと思ったら、実際はパンを食べていた。朝食は食べたが、ご飯は食べていない。そこで「朝ごはん食べましたか?」と聞かれたら、「食べていない」と逃げる。詭弁としか言いようがありませんが、安倍政権は、この論法を駆使してきました。

「ご飯論法」という秀逸なネーミングのきっかけとなったのは法政大学の上西充子教授です。

 典型的だったのは、首相が友人の加計孝太郎・加計学園理事長とゴルフや会食を重ねていたことについて、テレビ番組でキャスターに問題ではないかと追及されたときのこと。安倍首相は「ゴルフが駄目で、テニスはいいのか、将棋はいいのか」と反論しました。

 いや、反論になっていないですね。これぞ見事な論点ずらしでした。きっと

安倍首相は論理的なものの考え方が苦手なのでしょうね。

(池上 彰)

 
 
 

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