「マジック」論
今日は「奇術【マジック】の日」でした。
何故かというと「1,2,3」の号令かけてやるからだと。さて、マジックには三原則というタブーがあります①今から何をします、と予告をしない②同じ芸を二度しない ③種明かしをしない、です。
マジック論を少し。推理小説の事件物は殆ど新種の仕掛けがありますね。一種の奇術と種明かしのストーリーですね。井上ひさしさんの「月なきみそらの天坊一座」は奇術世界を描いたものですが種明かしはもとよりヒューマンドラマになっていてお勧めします。
さてワンの得意なマジックは「透視術【予言】」と「危険術」類ですが、ここまで駄文をお読みいただいた方に二つの「透視【予言】」マジックをお教えしましょう。①ゲストに口を閉じて貰い、「次にあなたが口にする言葉を予言しました。この紙の裏に書いてあります」と言って、手を出して貰い、思いっきりつねるのです。「イタッ」と叫んだら紙を開きます。「痛いっと書いてあります ②ゲストさんを前に画用紙を持って立ちます。貴方の透視力を試してみましょう。立てた画用紙【相手から字はみえない】に今から私の書く字を当てて貰います、とことわり、肩を大きく動かして例えば「い」とか「し」とか書きます。肩で解るように大きく動かして書くと当たります。「次にハードルを上げます、漢字です」で「二」とか「八」とか書き、当てさせます。「スゴイ、もっとハードル上げます」と今度は続け文字風に一気に書きます。「何でしょう?」首をひねって答えない相手に必ず言わせましょう。「わからない」と言わせて紙を開くと「わからない」と書いてあります。オシマイ
🤣第三弾は「危険マジック」です。「ビール瓶手刀叩き割り」「五寸釘を額で板に打ち付ける」など危険そうにみえるものをいいます。が、これは内緒ね(秘術はメッセージでお教えしましょう)。 ここではマッチを使った危険マジックです。以下ね。客に開いた両手をみせ、異常がないことをアピールし、おもむろにマッチ箱から取り出したマッチに火をつけて指に一瞬近づけます。アッと大げさな素振りの後、指を見て貰うとやけどの後の火ぶくれ【水ぶくれ】ができてるではありません『種明かし。マッチ箱に張り付けて置いた五円玉に指を押し付け穴跡をつけておく』😂つぎは「もう大丈夫です。火に強くなりましたから。ほらご覧を」と火の付いたマッチを大きく開けた口の舌先につけて消す『種明かし。種はありません。気化熱のため、熱くありません、一瞬なら。勇気です』。気化熱を利用した他の方法としてこっそり塩水に浸した指を火に近づけるというのもあります。燃え盛る炭火の上をはだしで渡るのも同じ原理です。😁最後は切断指です。「マジックに失敗して責任取らされた知り合いがいます。そこは怖いおじさん達の組織だったからです。これが失敗の証拠です」とマッチ箱をずらして中を見せましょう。そこには本物の指が。(種明かし。マッチ中箱の一部をくりぬき、自分の指を底から出します)以上でした。🤣🤣🤣勇気だしてやったあんたは今日から😅ヤッターマン!😂