カジノ法批判・再再
豪雨災害対策をしり目に「カジノ法」をドサクサに紛れて成立させた自公政権に怒り治まらず、改めて「カジノ法反対」意見を纏めて、新聞世論欄に投稿したのが三日前。
未掲載ですが、こちらにあっぷします。以下です
カジノ法成立に以下の理由から反対します。
一、依存症患者数を厚労省ではアル中患者数の五倍の五百四十万と発表している。これはカジノのある米国や仏国の総人口の一%台、韓国の一%未満に比べ五%に近く、突出している。こんなギャンブル大国日本にカジノができたら依存症が増えるのは明らかです。ギャンブル依存症が〈共(カニ)喰い(バリズム)〉と言われる所以は、負けたら他の支出を削る、借金で家族をも巻き添えにして貧困の蟻地獄へ引きずり込む、からです。加えて依存症精神疾患はサポートの仕方を見つけられない家族迄をも病に引き込んでしまう。消費を抑制する為に地域経済をも凍結させるからです。
二、何も生産する事なく金が動くだけのシステムは経済成長に繋がりません。
三、外国人客を呼びこめないからです。リゾート法推進派でさえ、国内利用客が八十二%と試算しています。
四、ギャンブルの隆盛は犯罪の温床となります。実例は米国のアトランティックシティという街で、カジノ創設で犯罪発生率が全米で五十位から僅か三年でトップに躍り出て、周辺商店街はカジノ内の店舗に潰されてゴーストタウン化しました。
五、依存症と患者の健康破壊が進んだら現行の医療保険制度の崩壊となり、専門医も医療機関も不足している現状でカジノ誘致とは暴挙も甚だしい、と考えます