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バカとの闘い


「月刊日本」に対する認識を改めます。以下は菅野完氏ほかの論です。賛意し転載します。

「バカとの戦い」 菅野完             018/4/23

物書きの劣化

森友学園問題をめぐって明らかになったものの一つとして、ジャーナリストや評論家など物書きの劣化ということが挙げられます。彼らの中には、公文書改竄という深刻な問題が発覚した後も、いまだに政権擁護を続けている人たちがいます。言論界の力を復活させるためには、こうした人々を徹底的に批判していくことが必要です。

★「バカとの戦い」に終止符を打つ

こうした痴れ者は、菊池誠、花田紀凱など、ここで具体例をあげた人物だけではない。小川榮太郎、上念司などの保守論壇人をはじめ、テレビではテリー伊藤、田崎史郎、古市憲寿など「政権に対する言いがかりだ」「そんなに大騒ぎする話ではない」と火消しに躍起になる痴れ者の具体例は、それこそ本稿紙幅では足りぬほど数多い。

 これらの痴れ者が痴れ者である所以は、森友問題の末路である公文書改竄や、加計問題の末路である国会答弁の欺瞞を追及することを単に「政権批判の道具」だとしか理解できない点にある。違うのだ。この点を批判するメディアも野党も安倍政権のことなど眼中にない。だからこそ、これまで安倍政権に親和的であった読売系メディアもこぞってこの問題を取り上げるのだ。単に安倍政権を左右する問題ではなく、この問題は我が国の国家としての統治能力の根幹が問われる問題であるという認識があるからこそ、みながこぞってこの問題に執着するのだ。 なるほど、見た目には「政権を批判するもの」と「政権を擁護する側」の対立に見えるのかもしれない。しかし一旦、「いま国会で繰り広げられているのは、公文書改竄という前代未聞の大事件をいかに責任をもって解決し、将来に禍根の残らないようにし、我が国の統治機構の信頼を恢復するか」との議論であると認識できれば、そうでないことが理解できるだろう。 今起こっている対立は、「政権批判側」と「政権擁護側」の対立ではない。我が国を近代国家として維持しよう、我が国の法治主義を維持しようとする勢力と、その重要性を理解せぬ勢力との対立なのだ。もっと端的に言えば、知性を擁する勢力とバカとの対立なのだ。 この一年、我々は国会の議論がことごとく毀損される姿を目撃し続けてきた。首相本人の軽々しい答弁にあわせて、国有財産売り払いの決裁文書という重大文書が改竄されるという前代未聞の事件まで体験した。また、加計学園問題では先進国にあるまじきネポティズムとクローニズムの吹き荒れる様を目撃した。いわばこの一年我々は「バカにやられっぱなし」だったのである。 もうたくさんだ。これ以上、我が国の統治機構が根幹から毀損され、国家統治の正当性のみならず正統性にまで疑義が呈される状態は看過できない。 一刻も早くこの「バカとの戦い」に終止符を打ち、本来の国家の姿を、先進国として恥ずかしくない日本の姿を、内外に示さなければならない

 文書改竄問題を政局ネタで終わらせるな 財務省の文書改竄問題は、単なる政局ネタとして終わらせていいものではありません。これは日本の民主主義を根底から揺さぶる問題です。我々は日本という国家の根幹が揺らいでいるということを真剣に受け止めなければなりません。★議会制民主主義を根底から否定する蛮行 なるほど、メディアは、あの日以来、「麻生辞任か?」「安倍の関与は?」「昭恵の証人喚問は?」と、これから起こり得るであろう政局の分析で喧しい。佐川前理財局長の答弁がことごとく嘘であったことをあげつらい、麻生財務大臣の任命責任や使用者責任を問うことは確かに重要だろう。だが、今回の件は、そのような「政局ネタ」に終始してよい問題なのか。 公開された資料を見よ。改竄で消されたものは、安倍晋三、安倍昭恵、平沼赳夫といった政治家の固有名詞だけではない。「本件の特殊性に鑑み」といった、およそ行政文書とは思えない特異な文言だけではない。項目そのもの、章立てそのものがごっそり消えている事例もある。さらに言えば、ページそのものが消失しているものもある。そして改竄前の資料にも改竄後の資料にも、ページ数の記載がない箇所がある。これでは今回公開された資料をもってしても「本当にこれが疑惑の全てなのか?」さえ検証できないのだ。つまり、財務省は、項目、章立て、そしてページそのものを消すことによって、事実の改竄のみならず、事実の隠蔽を図っているのだ。 いや、隠蔽という言葉さえもまだ生ぬるいだろう。なんとならば、森友問題に関する政府答弁は、昨年1年間、改竄後の決裁文書の内容に綺麗に従う方向で徹していたからだ。政府は「事実が隠蔽された」決裁書の内容に基づき、野党側からの追及に「そうした事実はない」「問題ない」との答弁を繰り返していた。決裁文書に記述そのものがなければ政府答弁が「そのような事実はない」となるのも必然だろう。 しかし一旦政府答弁として「そのような事実がない」との文言が国権の最高機関たる国会に提出されれば、「事実がない」ことが「事実」になってしまう。つまり、だから国会こそが「国権の最高機関」という立場を与えられているのではないのか。 今般の財務省の書類改竄は、これら人類が営々として守り育ててきた、明治以降の日本人が「憲政」財務省は、書類改竄を行うことで、事実を捏造してしまったのだ。 これをゆゆしき事態と言わずしてなんと言うのか。国権の最高機関たる国会が、有権者の選良が、行政に資料の提出を命じていたのである。しかし、それに対する行政側からの報告がことごとく嘘であり、嘘であるばかりか、事実の捏造まで行うものであったのだ。 有権者の代表によって構成される議会が、行政の担当者を選任し、その選任した行政の担当者を適宜引見し、予算の執行状態についての尋問を行うということこそが、議会制民主主義の要諦ではないのか。議会が行政の担当者を国家のサーバントとして選出し、そのサーバントに議会に報告せしめるという行動様式こそが、名誉革命以降、400年にわたって人類が築き上げてきた議会制民主主義のありかたではないのか。こうした諸原則を根底から覆す、まさに「蛮行」と呼ぶべき行為ではないのか。もはや今後、我が国の議会では、予算審議のたびに「この資料は真性であるのか?」と一度確認せねばならなくなり、税制審議のたびに「データに間違いはないのか?」と何度も確認せねばならなくなったのだ。これを議会制民主主義の根底からの否定と言わずしてなんと言うのか。

◎大阪大学「報道の自由とは何か」講演会( 2016年9月13日)

 藤原節男が講演「原発報道の虚偽と真実」を行った。

講演では「言論の自由」と「報道の自由」が、民主主義の両輪であること、また、福島3号機で核爆発があり、広島、長崎に次ぐ原子爆弾であったこと、原発が原爆になったことが、一切、報道されていないと訴えた。

【藤原節男講演の主旨】

★日本国憲法第二十一条• 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。• 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。★日本国憲法第十二条• この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。• 又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

★憲法では、言論の自由、表現(報道)の自由を謳っている。「言論の自由」と「報道の自由」が民主主義の両輪。これは、国民が、不断の努力で勝ち取るもの。裁判官にゆだねてはいけない。★「言論の自由」とは、権力の不正を告発、通報する自由であり、「報道の自由」とは、告発、通報された権力の不正を広く国民に知らせる自由。★公益通報(内部告発)は、憲法21条「言論の自由」の根幹、しかし、保障されていない。権力は、公益通報者を黙殺、排除する。組織改革(是正処置)を実施しない。

 ◎ウィキペディア「科学的方法」⇒ 科学的な方法の古典的な基本は、17世紀にデカルトが『方法序説』で示した以下の原則である。

★明瞭判明の規則:明らかに真理と認められたものだけを判断の基準とする。 ★要素分解:解決可能な要素に分解して考察する。 ★具体から抽象へ:単純なものから複雑なものへと順番に認識をすすめる。 ★総合:見落としがないことを十分に確かめて、完全な列挙と再構成により全体を再構成する。

映像証拠こそ、「明らかに真理と認められたもの」であり、映像証拠を判断の基準とすることが、科学的な方法である。◎映像証拠キャンペーンについて: NHKドキュメンタリ番組「映像の世紀」でも明らかなように、映像証拠が真実を語り、世界を動かします。映像証拠を見ないと、だまされます。「沈黙の羊たち」になってしまいます。みなさん、ぜひとも、映像証拠をごらんください。

 真実を知ってください。ぜひとも、以下の【映像証拠キャンペーン】に賛同署名ください。大拡散してください。みなさんの一人一人が、世界を動かします。

「民」という字の語源は「目を針で突いて目を見えなくした奴隷」⇒

https://goo.gl/D8F9eB自灯明、法灯明⇒ http://www.jyofukuji.com/10zengo/2011/01.htm【映像証拠キャンペーン】最高裁は、アメリカにお伺いを立てる裁判方針を止めてください。また、裁判官人事操作による日本中の裁判官統制、裏金作りを止めてください。⇒ https://goo.gl/ZHLA2m【映像証拠キャンペーン】福島3号核爆発⇒ https://goo.gl/ji6Wlh 福島3号爆発は、チェルノブイリ爆発と同じ核爆発。設計ミスによる原子炉格納容器外の核爆弾、使用済燃料プールでの核爆弾。原発が原爆になった。広島、長崎に次ぐ原子爆弾。「福島3号核爆弾の論拠集および証拠集(word版)」は、次のURL⇒ https://goo.gl/3pfXBF映像証拠は、以下のURLです。(1)【映像証拠】仏独共同の国営放送局ARTE 「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」 Part3/4⇒ http://www.dailymotion.com/video/x41nwqg(2)【映像証拠】福島3号核爆発の新証拠、セシウムホットボール⇒ http://goo.gl/SHIrpw 空中水蒸気が温度低下で凝縮し、表面張力で真球の水滴となり、虹ができると同様、核燃料が核爆発でガス化、プラズマ化して、爆発後は、断熱膨張で内部温度が下がり凝縮し、表面張力で真球のセシウムホットボールができたと考えるのが自然です。真球のセシウムホットボールは、核爆発以外では生じない。(3)【映像証拠】福島3号核爆弾の証拠集⇒ http://www.dailymotion.com/video/x41nzc3【映像証拠キャンペーン】市民が目指す司法改革:映画「日独裁判官物語」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=FLbp39nxlw4&t=34s https://goo.gl/wdW696【映像証拠キャンペーン】憲法上、原子爆弾だって問題ない。ワイマール憲法から学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ⇒ https://goo.gl/zOcQTq ⇒ http://goo.gl/CfVS7M 次の関連キャンペーンも賛同署名よろしくお願い致します。【キャンペーン】オリバー・ストーンと語る 核兵器廃絶⇒ https://goo.gl/IT07aT【キャンペーン】自民党改憲案21条2項は、現憲法の「言論の自由」を否定。98条、99条(緊急事態条項)は、人権侵害。⇒ https://goo.gl/8lahkN【キャンペーン】安保法制違憲訴訟の原告に加わりませんか⇒ http://sogakari.com/?p=1331【キャンペーン】戦争法の廃止を求める統一署名⇒ https://goo.gl/HFyTR7【キャンペーン】川内原発を止めてください⇒ https://goo.gl/YNyj9P【キャンペーン】集団的自衛権を容認する解釈改憲に反対/戦争を助長する武器輸出に反対⇒ http://goo.gl/ydpXTf【キャンペーン】集団的自衛権という罠に嵌ってしまった時代錯誤の政治家達!!⇒ https://goo.gl/HZ71gY【キャンペーン】秘密保護法廃止⇒ http://goo.gl/m11Zng【キャンペーン】 さようなら原発1000万人アクション ⇒ http://chn.ge/1k7Mra5【キャンペーン】原子力公益通報⇒ http://goo.gl/oZyN6M ⇒ https://goo.gl/fQqacA 2011年3月8日、

いつまでも公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、藤原節男は「このまま公益通報を記事にしないで、無視している状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報[泊3号減速材温度係数測定検査]と同じ原理であった。福島原発事故は、天災や想定外の事故ではなく、東電の規制基準違反、業務上過失の事故である。

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