小平選手の殊勲に拍手
フォトは韓国広州市にある元従軍慰安婦のハルモニ達が暮らしておられるナヌムの家です。
小平選手の五輪での殊勲で以下の文を書いてみました。新聞投稿用です
小平選手の殊勲に拍手
平昌五輪の五百メートルスピードスケートで小平選手が五輪新を出した。競技終了後、三連覇を阻止された韓国李選手の元に駆け寄り、「重圧の中でよくやったね、今でも尊敬している」の言葉を添えて抱擁したシーンは日韓両国ならず世界中から賞賛されている。ライバルの健闘を称えるスポーツマンシップを見せられて純粋に感動をナヌメチグ〈分かち合う。韓国語〉された。一方訪韓した総理は「日韓合意の再交渉はしない」と繰り返し、「五輪後の米韓軍事演習の再開を」と文大統領に迫って内政干渉だと反発されている。従軍慰安婦を巡る日韓合意については、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会が既に合意内容を見直すよう勧告し、「被害者補償や名誉回復、真相解明、再発防止の約束等不十分」とし「被害者への補償と名誉回復が行われるよう両政府は合意を見直すべきだ」と再交渉を促している。国家を拘束する条約や協定でもない合意の履行を迫るより、再交渉に応じる姿勢を見せ、一歩踏み込んで元従群慰安婦ハルモニ〈おばあさん〉の住むナヌムの家を総理が訪問していたら、韓国民からの信頼はより深まり、絶対に有ってはならない事だが万一、半島有事の際の邦人救出にも韓国政府、国民の協力が得られることに繋がるのではとの思いがやまない。韓国では旭日旗を掲げる自衛艦の入港すら拒否反応が強い現状に、有事を強く憂える。
追加、以下は朝日新聞2/19より転載です
18日のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)と、地元で五輪3連覇をめざしながら銀メダルに終わった李相花(イサンファ)(韓)。その友情を肯定的にとらえるほか、日韓関係と対比させる反応が韓国で出ている。「チャレッソ」ねぎらう小平奈緒、李相花はしがみついた「私のこと笑って見守って」 小平の願い、支えた親友小平奈緒と李相花の友情物語、韓国でも熱視線「美しい」 9人のガールズグループTWICEなどが所属する芸能事務所のCEOで歌手のパク・ジニョンさんは「勝負より偉大なものがある。人種、国籍より偉大なものがある。尊敬、友情、愛……、2選手に感謝」とインスタグラムに書いた。 男性有名歌手のユン・ジョンシンさんはフェイスブックで「すべてが終わった瞬間、ライバルというよりは伴走者のようだった」と書き込んだ。 また、小平が李を韓国語でねぎらった一方、李が小平に世話になった逸話を語ったことを報じたハフィントンポスト韓国版のフェイスブックには、「人と人の関係はこんなに美しいのに、政治関係がこうならないのが残念だ」といった書き込みがあった。そのほか、「2人がそれぞれの国旗を持って滑る姿は、そうはならない現実を見た時に残念さが募る場面だ」「両国の関係が良くないからと、個人同士の関係まで悪くみてはいけないと思った」などの書き込みも相次いだ。(中小路徹)