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サイコ⑮ーより深い心理学⓰


作曲:加藤登紀子 作詞:加藤登紀子 『人が心に思うことは 誰も止めることはできない…』 この街には 不似合いな 時代おくれの この酒場に 今夜もやって来るのは ちょっと疲れた男達 風の寒さをしのばせた 背広姿の男達 酔いがまわればそれぞれに 歌の一つもとびだして 歌を歌えば血がさわぐ せつなさに酔いどれて 気がつけば窓のすき間に 朝の気配がしのび込む どこかに何かありそうな そんな気がして 俺はこんなところにいつまでも いるんじゃないと この町には住みあきて 俺の女もどこかへいった あいつ今頃どこでどうして どんな男といるんだろう 夢の苦さを知りもせず 夢をさがしているんだろ ルルル…

橋ーーーこれは加藤登紀子さん「時代遅れの酒場」の一節です。青字の「どこかにーー」の部分が沁みる私は、アイデンティティを模索しているのかもしれません。「なぜ、ここで生きているのだ?」と。

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