サイコ⓫ー⑪面白心理テスト⑥
左図は有名な「ロールシャッハ」テストです。
今回は「面白心理テスト」は中断して「私と心理学」など。
私は「哲学」専攻でしたので、学生時代にいわゆる「教育心理学」に真剣に取り組んだ方ではありません。ただ卒論テーマが「認識論」として「現象学」でしたので「ゲシュタルト心理学」くらいは独学で学びました。関連する流れで「量子力学」など現代物理学も独学です。
教師になって「教育相談」の担当を引き受ける立場から「心理検査士」の資格を取りました。
研修を深めたのは心理検査の中でも多く用いられる「クレペリン検査」「YG(MG)検査」「職業適性検査」の三種でした。理由はこの三種が生徒の就職試験に多く用いられていたからです。自分が「教員採用試験」受験の年から「クレペリン」が試験に加わり、「こんなので適否が決まってたまるか」の思いから、真剣に学習し、その対策を立てられるところまでいったつもりです。
で、「心理テスト」一般にいえることですが、結果はいずれも「経験値」から導き出しているものであること、すなわち「〇と答えた多くの人が●の行動をとりがちである。理由はしかじか」と解説されても、それは「一般的に」導ける答えであり「あなたは、その例外にあたるかもしれないのです」ということは念頭に置く必要があるという事です。
判り易い例でいえば
「長男というものは」「B型血液の人間は」と一般論でいっても、全然それと異なる人がいる。というのとも似ていますね。
別のテーマを書く予定でしたがこのへんで。