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サイコ⑩絶望に効く薬❼


天台宗大阿闍梨、酒井雄哉 氏です

39歳で結婚するも、わずか二か月で破綻。実家に戻った嫁は間もなく自殺してしまいます。酒井氏が仏門をくぐったのは40歳の時でした。

「千日回峰行」--午前二時に滝に打たれた後、夜明けにかけて闇の中環三十キロ駆け抜ける。それを1000日間連続する

「堂入り」--その途中700日めに行う式

  連続九日間、食事、水を一切取らず、眠ること横たわる事

   を一切せずに真言を十万回唱え続ける

その「千日回峰行」を二回達成し、大阿闍梨になった後、世界平和の為にとローマ法王を訪ね、宗教融和をも果たしています

上記本のタイトルから「今できる事をやればいい。失敗したっていい」ほかに

がんぱらなくていいんだよ」「無駄な事などひとつもない」等の著を残しています

彼の絶薬は

「ただ続けること。そうすれば必ず何かがみえてくる」です

(橋ーー酒井氏ならぬ小生も絶食をした経験があります。 

   沖縄返還交渉に時の総理が訪米した時のこと

 大学教育学部キャンパスにテントをはって「即時無条件全面返還を求める」と一人ハンガーストライキ(絶食)に入りました。三日目の夜、心配した家庭科の先生が夜中にこっそりスープを持ってこられ「これを飲んでもあなたの信念を曲げたことにはならないのですからね」と。それを美味しく頂戴し翌朝、ハンストを解いたのを思い出しました。1969年11月です。佐藤ニクソン会談は「核抜き本土並み」というウソで決着を見せたのでした。国語教師を目指していた私が社会科教師を目指すようになるのは後になってですが、70年日米安保と沖縄返還に遭遇した事がきっかけだったことは否めません)

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