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サイコ⑩絶望に効く薬❹


団鬼六氏はエロ小説の権威?であり、わが国にSM文化を根付かせた人物といっても過言ではないでしょうね。最初、人情話を書いて小説家でびゅーするも飲み屋経営と相場で失敗し、教師になったのが30過ぎ。

「制度に縛り付けられ苦しんでいる人間。激しく抑圧された生のエネルギーは 性で解放されるしかない」とエロ小説に目覚め

「教師やりながらーー自習にしてエロを書いていた」そうな。

「隠れてこっそりやるって楽しいんです」「表だけではだめ、二面性があるから楽しいのですよ」

と語る団氏の絶薬は

「一期は夢よ、ただ狂え」です。(一期とは人生の生から死まで)

(前回の竹内氏に続き、今回の団氏も性に繋がる話となりました。短絡的に言えば、孤独は性的つながりによって癒されるのかもしれません。もっと極論すれば、性的繫がりに「愛」はなくとも。吾が氏サルトルは違う、逆だと否定しました。もっとも彼が言う「愛」は一般的に使う,愛ではありません。それはさておき、「ただ狂え」と言い切る団氏のイサギヨサ!)

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