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サイコ❾期絶望に効く薬⑳


NGO「地球村」代表高木義之氏です。彼は1981年、バイクによる交通事故、社会復帰は無理だろうと思われたそれで「臨死体験」をしています。その時、見たものは「地球の悲しい未来」だったそうです。

そこで現実に思いを致すと

〇パキスタンやアフガンでは千円あれば7~8人家族がひと月死なずに暮らせる

〇日本は食べ物の26%を廃棄している。3000万人の食糧を捨てていることと同じ

〇ゴミは世界一出している。焼却炉数は1769は米国の十倍、英国の200倍。理由は欧州は旧いものから使おうとしているからか

〇一日分の牛肉は10日分の穀物を牛に食べさせて作られる。牛を食べる人は10日分の誰かの穀物を食べているのと同等。

〇世界では一日五万人の子供が餓死している。(およそ2005年現在)

〇同じく2005年の統計から言えば

  世界中の飢餓を救うためには1000億ドルを、貧困原因の一つ重債務国の債務を帳消しにするのに4000億ドル。核兵器と地雷の撤去に900億ドルが必要と試算される。合計で6000億ドルです。戦争で使われているお金は年間一兆ドルです。

 つまり、世界中の人々が本気で「戦争の為のお金を平和のために使おうとしたら、世界は変えられる、と思います」と述べる

「そもそも人を苦しめて幸せになることは不可能と思います。この世界のすべてが幸せで無ければ本当の幸せはありえないでしょう」

彼は続ける「国境のない世界を、飢餓貧困の無い世界を、地球市民連合を作りたい」と。

そのための絶薬

「人にやさしく、自分にも優しく 未来にもやさしく」

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