サイコ❾期絶望に効く薬⑮
フォトは加計学園問題寺で告発した前川氏の擁護に立った元文部官僚、寺脇研氏です。
私は、戦後「教え子を再び戦場に送らない」ことを理念として設立された教職員組合にスタンスをおいてきましたから、文部政策には批判的態度をとってきました。
それでも、寺脇氏が主導してきた「ゆとり教育」「学校五日制度」「総合的学習」「大検ーー敗者復活制度」など一定の理解を示してきました。紙幅の関係で理由は割愛します。寺脇氏の前川擁護も支持します。
そこで 寺脇氏の紹介です。エリート医師だった父親は学歴や地位で人を評価する人だったそうです。福岡で生まれ、転校してきた鹿児島でいじめにあいます。そこは体罰もあったエリート私立中で、引きこもりがちになった彼は成績が下がり、父は勉強以外の一切を禁止したそうです。自殺未遂もした結果、「親を欺いて生きよう」が結論だったそうです。楽しみは映画や,ちばてつや氏の漫画だったそうです。(橋ーーどこかにも書きましたが,ちば氏の「紫電改のタカ」は私が教員志望となった作品です、あと、仮面ライダーV30( ´艸`))。
父親は定年で離職ご、何もすることがなく孤独な日々でした。塾に通う子供たちのニユースを見ていった言葉が
「この子供達も俺みたいな寂しい老人になるんじゃないかね」
「お前は俺のような老人を作らないよう、しっかり教育改革をせんといかんよ」
最後に 氏の絶薬
「世の中にはできることと、できないことがある。大切なのは、失敗しても、やりなおすことができる、と思う事」