サイコロジー❼期⑨ー「我ん張らない」①
サイコロジー講座を再開します。今回のシリーズとして「我ん張らない〈頑張らない〉をテーマとすることにしました。年間3万人近いといわれる自死者、その周辺者へ向けたものです。「うつ」については過去に何回か書いてきましたが、ご一読いただければ幸いです。
「我ン張らないシリーズ」❶
「我を張る」の特徴――アフォリズムで書いてみました
①自分の「不幸」を訴えることに懸命で、人を愛する心を持てない
②「不幸」なのは、欲しいものが手に入らないからではない。自分の甘えの気持ちを誰も汲み入れてくれないからである。
③幼児期体験から言うと
A。責められて育つ人は人が好きでない。心で他人の不機嫌におびえる性格となる。
B.親が幼児期的性格(他人にねだる、甘える)をもって育てられた子は、自分の幼児期願望を抑圧せざるをえなくなる
④子供を遊び相手にする親、「おだてたり、脅したり、嘲笑したり、からかったりしてもてあそばれた子は「負の感情」を抑圧していく。そこから「うつ」的傾向の脳が育まれていく。八方美人型になりやすい。
⑤「生きることにつかれるのはなぜかーーそれは、自分の目的を見いだせないまま、自分がチューリップだということに気付かず、ユリの花を咲かせようと無為な努力をしているからである。
⑥「子供」の時期には、一番親に望むことは「認めて欲しい」ということ
(橋ー今シリーズは回の内容を短くします、ゆっくり咀嚼してもらいたいからにほかなりません)