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サイコロジー三期⑤ーー量子力学


大学の時、若干「量子力学」をかじった。ハイゼンベルクの概説。「現象学」に踏み入ろうとしていた当時、「認識論」として「心理学〈例えばゲシュタルト〉」と同レベルに

「実在」は「絶対的位相から捉えられない」とする当時の量子力学は同調できるものだった。

さて現在。量子力学の最先端、ノーベル物理学賞者ファインマン氏は「パラレルワールド」の存在を主張する。この世界の隣に違う世界が存在するという。それを「パラレルワールド」という。。それはいくつも存在するという説や、もう一つのみ存在するという説などある

以下の文をお読み願いたい。小説の一部である。

「彼女が転生する前に旦那さんが再びこっちに転生して来たら会えないでしょ」

「そんな事はない、こちらでは魂はいつでも交流できる。それに世界は一つではない。無限にある」「へえ」

「夫が事故死しない世界も、彼女と浮気相手が入れ替わっている世界もある」

「という事は?」「憎しみでなく許す事だ」

「それだったら、浮気公然だ」「浮気は駄目だ。本気はいい」

「なら、戦争で殺す人も許せ、となる」「違う。殺しあう世界は憎む」

「どうやって」「殺すも殺さないも無い、皆が一斉に武器を置いて二度と取らない」

「簡単じゃ無い」「人間というものを信頼する事だ。不信というものが全ての躓きの源なのだ」ーー実存ヒプノ4「共業」より

本文を書く気になったのは先日放送された「死後の世界はある」を見たからである。

スエーデンボルクの「霊界日記」など懐かしかった。

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