サイコロジー三期②ーー社会的比較理論
人は無意識に周囲の人と自分とを比較する傾向があるようです。自分を周囲と比較することによっておかしくないかなどを確認し安心する本能みたいなものと考えられます。
さて、この比較の傾向には二種類があるようです。
①「上方比較」--じぶんより上の人と比較する
このタイプは、自信や向上心が強く、常に上の人と自分を比較し、己を高めようとする人です
②「下方比較」--自分より下の人と比較してしまう
このタイプは、少し自信や向上心が低下している人です。ですから、「下」に思える人を見て、気持ちをやすらげようとしています。
①のタイプが向上心があって、良さそうですが、ある心理学者は
「あまりに上の立場の人とひかくしていると気持ちが落ち込んでしまう」と忠告しています
よって使い分けることも意味ありと「比較理論学者」たちは言ってるようです。
つまり、○自信がなくなりそうだったら「下」の人を見る
○向上心を忘れそうなら「上」の人をみる と。
より大切なのは、今の自分の世界に限定せず、常に多くの世界、多くの人と接することではないかと思います。新たな人との出会い、発見が自分を成長させることにつながることと思うのです。「読書も新たな人、新たな世界の発見」の有効な手段と主張してやまない私、橋てつとの本名はゆうこうです。〈ジャンジャン、出た久しぶり!〉