G20
「議長国として、力強いリーダーシップを発揮していきます」――。月末開催の大阪G20サミットに向け、こう意気込んでいる安倍首相。7月の参院選を前に“外交の安倍”を猛アピールする思惑だが、国際情勢はとてつもなくキナ臭くなっている。国際会議の議長国として参加国を“おもてなし”する...
アベ外交とは
今回のイラン訪問は首脳協議でトランプ米大統領に次のように言われたから。 「今すぐにでもイランに行ってほしい」 「この1週間は他の問題はいいからイランのことに集中してほしい」(日経新聞6月14日) しかしイランへ行ったら「米、新たな制裁を追加」。平気でハシゴを外す親愛なるドナ...
九条を盾に
ロッキード事件の背景に「アメリカの陰謀」があったかどうかはさておき、彼の国にとって“扱いづらい”存在だったことは間違いない。泥沼化するベトナム戦争への派兵要請を断った田中角栄元総理。その際、“盾”として使ったのは「憲法9条」だった――。...
対米追従外交に危惧
十六日、イスラエル政府はトランブ高原と新しく命名した入植地を発表した。ゴラン高原内である。同高原は先の中東戦争で同国がシリアから奪取し占領を続けているもので明白な国連決議違反行為の領地である。が、三月に同地をトランブ氏が承認した事への返礼としての名称である。翌日、「軍備軍縮...
三秘術論
催眠術、腹話術、奇術(手品) タイトルの三秘術を私はモノにしてます、と言っても大した事ではありません。そして仕事のヒプノセラピー〈催眠療法〉については今回触れませんが、「催眠術」の語は現在では用いません。「術」とつけば忍術も同様に秘法、特定の能力ある者だけが行える技法となり...
イスラエルの核と米国
イスラエルが中東戦争でシリアから奪った土地ゴラン高原、かつてはシリア高原〈国連も認証〉をイスラエルは奪取したまま入植を進め、固定化していますが、その土地を「トランプ高原」と名称することを海外に宣伝しました。一方、同日16日の海外記事は、以下を伝えています。「ストックホルム国...
アベ、イランから要らん
とんだ赤っ恥だ。安倍首相のイラン訪問は案の定、成果ゼロに終わった。 一触即発の緊張状態がつづく、アメリカとイランとの“橋渡し役”を果たそうと意気揚々とイランに乗り込んだ安倍。目的は、イランを対話の場に引っ張り出すことだった。出発前、日本の大手メディアは「日本の首相とし...
アベとCIA
6月11日、2017年2月に暗殺された北朝鮮 金正恩 委員長の兄、金正男氏はCIAのエージェント(情報提供者)だったというニュースが世界を駆け巡りましたが、まだ彼は可愛い方なのかもしれません。 もし、金正男とCIAの関係がニュースになるのであれば、今回取り上げる事実はニ...
アベのイラン訪問
米国とイランの緊張緩和のための仲介を目指して行われた安倍晋三首相の2日間のイラン訪問は12日、ロハニ大統領と、13日、最高指導者ハメネイ師との会談を行ったが、13日にホルムズ海峡であった日本のタンカーなど2隻への砲弾攻撃によって、国際ニュースから吹っ飛んでしまった。イランで...
イージス配備の嘘・後
「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため」という安倍首相の主張は一体なんだったのか。安倍政権が秋田県秋田市と山口県萩市を配備候補地として導入を進めている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐる、杜撰極まりないデータ問題と、防衛省職員の居眠り問題の件だ。...