年が改まろうと「桜」です
年頭会見でも安倍首相が自ら一切言及せず無視した「桜を見る会」問題。テレビでも取り上げられることがほとんどなくなったが、ここにきて重大な問題を菅義偉官房長官が認めざるを得なくなった。招待者名簿について、菅官房長官は「ルールに基づいて適切に保存・廃棄している」と説明してきたが、...
「バカ10」・2019
【第10位】屋山太郎 妄想系デマ垂れ流しライターの重鎮。静岡新聞に「徴用工に賠償金を払えということになっているが、この訴訟を日本で取り上げさせたのは福島瑞穂議員」「実妹が北朝鮮に生存している」などとデマを書いて裁判で敗訴。 【第9位】百田尚樹 ...
100分deナショナリズム
オリンピック推しを前面に出した『NHK紅白歌合戦』に続き、年が明けてメディアではいよいよオリンピック盛り上げムードが一層高まるなか、そうした雰囲気に一石を投じるような異色の番組が放送された。 NHK Eテレで元旦に放送された番組『100分deナショナリズム』だ。人気番組『1...
嫌韓ヘイトの正体
IR汚職にイラン自衛隊の中東派遣と、2020年は安倍政権のヤバイ正体が完全にはっきりする年になりそうだが、新たな問題の前にいま一度総括しておかねばならないのは、「戦後最悪」と呼ばれた日韓関係の背景と、韓国や在日コリアンに対するヘイト=差別の問題だろう。そもそも日韓対立のもと...
哲学をする志・前
「あけましておめでとうございます」 本稿を書いているのは十二月中旬で、総理主催の桜を見る会が話題となっている。森友、加計問題では「お友達優遇」という税金の私物化が問題とされ、「李下に冠を正さず」と何度も口にしてきた総理だが、桜を見る会では名目上の「各界の功労者」以外に、地元...
中東情勢を読む
米国がイラクでイランの革命防衛隊のクドス部隊のスレイマニ司令官を無人攻撃機のミサイルで暗殺したことで中東全域に緊張が高まっている。暗殺作戦について、トランプ大統領は声明を出し、「我々は戦争を止めるために行動した。戦争を始めるためではない」と述べたが、イランの最高指導者ハメネ...
悪政も続くと悲劇になる
年末の世論調査で内閣支持率を軒並み急落させた首相主催の「桜を見る会」問題。年が変われば、嵐も収まり、そのうち忘れられると、首相周辺は沈静化するのを待っている。今日6日、首相の伊勢神宮参拝、年頭記者会見で、2020年の政治は本格スタートする。東京オリンピック(五輪)、パラリン...
「よく言った大賞」19・後
圧力や攻撃に怯まず、仕事を干されるリスクも顧みず、言うべきことを言った芸能人に、リテラが贈る「芸能人よく言った大賞」。10位〜6位、そして特別賞を発表した前編に続き、この後編では5位〜2位、そして大賞を発表しよう。 今回は、イケメン俳優に、政治的発言とは無縁だと思っていた大...
芸能人「良く言った」大賞19
安倍政権のデタラメが次々と明らかになった2019年、しかし、メディアを取り巻く“物言えば唇寒し”の空気はさらに高まっている。特に芸能人は少しでも安倍政権を批判したり、リベラルな発言を口にしようものなら、たちまちネトウヨや安倍応援団による炎上攻撃、テレビ局やスポンサーへの電凸...
米・イランとアベ・河野
新年早々、世界に激震が走っている。3日、トランプ大統領の司令により、米軍がイラン革命防衛隊で対外工作を担う先鋭組織・コッズ部隊のソレイマニ司令官をイラク・バグダッドで空爆により殺害した問題だ。 ソレイマニ司令官はアサド政権を支援するイランのシリア内戦への介入をはじめとして軍...