共同通信と望月記者②
安倍官邸が特定の記者を内閣記者会見から排除する動きを見せている。標的にされたのは東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者。沖縄県辺野古の米軍新基地建設工事をめぐる望月記者の質問を「事実誤認」「問題行為」と決めつけ、「事実を踏まえた質問」をするよう迫ったのだ。これは不当な取材制限で...
共同通信と東京新聞望月記者
東京新聞・望月衣塑子記者から、辺野古埋め立ての土砂に赤土が混入している問題について追及され逆ギレした菅義偉官房長官が「定例記者会見排除文書」を官邸記者クラブに突きつける暴挙に出た一件。本サイトでも繰り返し報じてきたが、まだ余波が続いている。 ...
ミタゾノ「原発合意」・下
2016年の鹿児島県知事選で、廃炉を前提とした「反原発派を入れた原発検討委員会の設置」を約束し、「私を信じて下さい」を連呼して有力新人に立候補を断念させた三反園訓(写真左)――。知事の座を手にいれたとたん、手の平を返して敵だった自民党に近づき、反原発派と結んだ政策合意を平然...
「自然災害多発年」のアベ
疑惑の中心人物でありながら「桜を見る会」の追及から逃げつづける安倍首相。21・22日におこなわれた朝日新聞の世論調査では内閣支持率が38%、不支持率が42%となり1年ぶりに不支持率が支持率を上回った。他の世論調査でも内閣支持率は低下傾向にあり、いかに国民が安倍首相の説明に納...
ミタゾノ「原発合意」・中
2016年の鹿児島県知事選で、4選を目指していた現職・伊藤祐一郎氏の厚い壁を崩すきっかけを作ったのは、熊本地震で県民が感じた“川内原発に対する脅威”だったと言えるだろう。伊藤前知事の強敵的な県政運営への反発と原発政策の転換を望む声が、「政策合意」を経て一つにまとまったことで...
ミタゾノ「原発合意」・上
来年夏の鹿児島県知事選に向けて、現職・三反園訓氏が立候補を表明、他に鹿児島大学特任助教の有川博氏と九州経済産業局長を退任した塩田康一氏が出馬する意向だという。 15~20万票を持つといわれる反原発派の動向に注目が集まる状況だが、2016年の知事選では、ほとんどの反原発票が三...
「詩織さん事件」とアベ
ジャーナリスト・伊藤詩織さんと元TBS記者の山口敬之氏のレイプ民事裁判。東京地裁が山口氏に330万円の支払いを命じ、詩織さんの“完勝”に終わった。大手メディアは報じていないが、詩織さんは19日の会見で重要な発言をしている。安倍首相が、山口氏の“海外逃亡”に手を貸した疑いがあ...
「詩織さん」余波
法的措置に戦々恐々なのか。ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者山口敬之氏(53)からのレイプ被害を東京地裁に訴えた損害賠償訴訟は詩織さん側の全面勝利。すると、山口氏を全面擁護し、詩織さん叩きに躍起になっていた連中が突然ダンマリを決め込み始めた。おやおや――。 ...
ミタゾノ再選は?
今月3日の県議会で、自民党議員の質問に答える形で再選出馬を表明した三反園訓鹿児島県知事。2016年の知事選で敵対した自民党と公明党から“推薦”のお墨付きをもらい、盤石の態勢を敷くつもりだったらしいが、ここにきて逆風が強まっている。 ...
ドアマンのみた「詩織事件」
“総理ベッタリ記者”こと山口敬之元TBSワシントン支局長、そして彼に「レイプされた」と主張する伊藤詩織さんとの間で係争中の損害賠償訴訟の判決が言い渡された。山口記者の主張を全面的に退け、詩織さんに330万円の支払いを命じる勝訴。闘いは控訴審に持ち込まれた。そこでカギになる、...